一般男性のマンガ紹介

私が読んだマンガの感想を書いていくブログです。

ただ一人のための一皿

食戟のソーマ 36巻の感想です。以下ネタバレ注意
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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BLUE準決勝 幸平創真 vs 才波朝陽の勝負は、朝陽のバスティーを創真の5大料理を組み合わせたチャーハンで破り、二人の勝負は決着した。これにより決勝は、薙切えりな vs 幸平創真となった!
 
 
決勝で対峙するえりなと創真。お題は「地球上に無かった一皿」。調理を開始するえりなだが、自身が持つ「神の舌」の能力と責任に追い立てられ、自分の料理を見失っていた。そんなえりなに創真は、えりなに「美味い」と言わせるため鶏卵の天ぷら丼を創る。料理名は「○○のためのエッグベネディクト丼」。この一皿の味は、そして二人の勝負はどのような結末を得るのか。
 

 食戟のソーマ完結!!この36巻が食戟のソーマ最終巻で、ジャンプGIGAに収録された本編後のエピローグや城一郎がお食事処「ゆきひら」初めて訪れた話、遠月学園卒業後の未来の話も入っています。
 
 
創真の料理に対する姿勢、探求心、折れない心というのが職人の生き様という感じがしてとても好きです。また、自分の仕事に対する姿勢としても取り入れたいと思う部分が多くあります。創真の料理は普通ならブレーキをかけるところを踏み越え、臆すことなく先にあるものを目指して一皿を創りだす。それを支えるのは良い味を探求し続け、格上に挑んでいく姿勢は、職種は違えど少しでも自分の仕事に対して取り入れられると今よりの成長できるのではと思います。
 
 

自分の仕事の意義ってなんだっけ?

フラジャイル 17巻の感想です。以下ネタバレ注意
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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仕事からの帰宅中、自分のやっている仕事について考えることがある。
これには何の意味があるのか、これからどうしようか、どうしていこうか。
自分はどうして今の仕事をやっているんだろう?
 
そんな時に、この本を読んでみてほしい。
 
 
 
今回のメインは火箱・間瀬のアミノ出戻り組が奔走と暗躍する回!
創薬にかける思いが強い火箱は、アミノ製薬の改革方針に疑念を感じ、それを防ぐためにあっちへ走り、こっちへ走り、時にはハメ技も。
 
そんな火箱とは対照的に、何かしているが何をしているかはわからない間瀬。
 
読んだ後に、自分がやる仕事に対してもこんな感情のせたいなぁと思いつつ、でも難しいなとも思ったりしつつ。仕事に対する姿勢について考えるというところで、今巻もとても面白かったです。
 
 

熱く!熱く!熱く!

灼熱カバディ 13巻の感想です。以下ネタバレ注意
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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関東大会 三回戦 奏和 vs 紅葉 !!!
 
2年の天才エースを擁した両校の激突。序盤は紅葉エース佐倉の衝撃的な攻撃で始まる試合展開だが、奏和3年片桐の活躍で流れが変わる。最後の大会で日の目をみた片桐の守備に、エース高谷攻撃で押される紅葉メンバー。しかし紅葉キャプテンの右籐は高谷の弱点を見つけ、そこにつけ込み試合を優位に進めていく。
 
とにかくこの試合は展開が熱い!エース対決の派手さ、チーム戦略、勝つためにエースを活かす作戦を遂行するメンバー達!それぞれがそれぞれの積み重ねと思いをのせて対決する展開は、読んでいるこちらも興奮する魅力があります。
 
マンガとして試合展開や各選手の考えもわかりやすい描かれていて読みやすく。また、決めの2ページ大ゴマは迫力満点で読んでいて楽しいです。
 
 

三次元ハイスピードバトル!!!

ワールドトリガー16巻の感想です。以下ネタバレ注意
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 B級ランク戦 ROUND5 
玉狛第二 vs 柿崎隊 vs 香取隊 三つ巴の戦い!
 
 
玉狛第二の新技!ワイヤートリガーと高速機動の併せ技、スナイパーの新弾丸を披露!
 ワールドトリガーは勝つための戦術を練り、訓練し、本番でどう動けるかという部分が読んでいてとても面白い!
 
しっかりと相手の情報データを収集・分析し、その上で自分たちの得意戦術を活かせる方法は何か、どうやったら相手をそこに引きずり込めるかを準備する。
しかし、いざ本番となれば相手も当然思惑があり自分たちの思う通りには動かないかもしれない、じゃあその時どう動けるかのか!!
 
読んでいて自分ならどう考えられるか、対策を取れるかということも妄想できてとても面白いし、戦闘の絵やコマ割りも見やすく、戦闘も解説があるので理解がしやすく読みやすい。
 
 ワイヤートラップで相手の動きを殺して仲間の機動力を上げるっていうのが渋くて好き。
 
 

売国機関 3巻を読みました(ネタバレ注意)

原作 カルロ・ゼン氏、漫画 品佳直氏の「売国機関」3巻を読みました。
 
舞台は終戦後一年のチュファルテク合同共和国。それは、東にガルダリケ王国、西にクライス連邦と二つの強国に挟まれ、東西の争いによって焼かれた国。そんな共和国で、すべての脅威から平和を死守するための特務機関 通称 『売国機関』の物語。
 
そんな本作の第3巻は、共和国へ王国からの大使が来るところから始まります。まーこの大使が中々にアレなお方。同国の護衛からも「このク○野郎」と思われるくらいには素敵な方です。
 
そんな大使を火種に東西の分断を煽られる共和国、それに対処する少佐やオペラ座の面々、暗躍する王国スパイのシスターなど、様々な人間の思惑と意図が交錯してどう転がっていくのか。
 
2巻で出てきた、過去東部であった出来事についても明かされた3巻。ラストの展開から続きがどうなるのか気になってしょうがないので、早く読みたいです。 
 
売国機関 3巻: バンチコミックス
 

理系が恋に落ちたので証明してみた。8巻を読みました(ネタバレ注意)

山本アリフレッドさんの「理系が恋に落ちたので証明してみた。」の8巻を読みました。
 
今回ついに最初の命題であった「好きの証明」について、一つの答えが出ました。
これまで様々な考察や検証・実験を行ってきた二人が出した答えとは一体なんなのか。
 
8巻でとても良かったポイントは、雪村より先に「好きの定義」について気付いた氷室が、改めて二人で外に出かけ(作中ふれてないけどデートだよなぁ)「好きの定義」について説明し、今までの研究について振り返りながらの心の動きからの、最後の告白のシーン。
 
ここに至るまでのストーリー、心情、葛藤、そして最後のシーン。全てが良かった。
 

読んだ人が部長に墜ちていく

中村朝さんの「部長が墜ちるマンガ」

 

ステレオタイプの部長が、2人の女性社員・夢ケ丘、岡磯部によりタイトル通り"墜ちていく"マンガ。

序盤は岡磯部が自らのスキルを駆使していわゆる"古い考え"の部長の考え・価値観を変えていき、新しいもの受け入れていくストーリー。わかりやすい展開に随所に散りばめられたおもしろギミックによりとても読みやすかった。

 

このマンガを読み進めていくと、どんどん成長していく部長に敬服し、自分も将来こうありたいと思うくらいに部長が好きになってしまった。

 

とても読みやすいのでちょっとマンガが読みたいなと思った時や、移動時間中に読むのがおすすめです。

 

部長が堕ちるマンガ: バンチコミックス BUNCH COMICS

部長が堕ちるマンガ: バンチコミックス BUNCH COMICS